診療時間
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AM 9:00~12:00 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
PM 16:00~19:00 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
臨時休診の場合もございます。
詳しくは【お知らせ】よりご確認ください。
ペットの健康は歯から!
人間と同じように歯周病予防、歯周病治療を行う飼い主様が増えています。
ペットに特に多い歯周病
3歳以上の犬の80%以上が歯周病に罹患していると言われています。小型犬は歯周病になるリスクが高いため、より早い時期に歯周病になる可能性があります。
歯周病とは、細菌の感染によって炎症が起こり、歯の周りの歯肉や骨が溶ける病気です。そのため、放置すると歯を失うこともあり、さらに全身の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。歯周病が原因で、心臓病や肝臓病、腎臓病などのリスクが高まるとされています。
また、口腔ケアとして行なっていたり、遊びとしてやっていることが、歯や歯肉を傷つけたり、口の環境を悪くさせていることも多く見られます。
歯周病の原因は?
歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。プラークは食べ物のカスではなく、細菌の塊です。プラークはバイオフィルムとも呼ばれ、ネバネバした状態で歯に付着し、強力な薬品を使わないと除去できません。
ただプラークはやわらかいため、擦れば簡単に除去することができます。プラークは毎日の歯磨きで除去できます。これをプラークコントロールといい、プラークコントロールが歯周病予防の基本となります。
歯周病の治療方法は?
プラークが除去されず、歯の表面に残されると唾液中のミネラルを吸収して歯石になります。この歯石は表面がデコボコしており、細菌が増殖しやすい環境となってしまうため、除去しないでおくと歯周病のリスクが上がります。
また歯周病の最前線は、歯肉の内側であり、歯周病が進行することで歯周ポケットが深くなると、ポケット内のプラークは歯ブラシでは除去できなくなります。
そのため、歯周病の治療には歯の表面だけではなく、歯周ポケット内の歯石やプラークを除去する必要があり、麻酔が必須となります。麻酔をかけて歯科処置をすることを負担と考えるご家族様もいらっしゃいます。何が良い治療かを一緒に考えていきましょう。
当院でのマイクロスコープによる歯周病治療
マイクロスコープを使う最大のメリットは、治療する場所が明るくよく見えることです。マイクロスコープによって視野を明るいライトで照らしながら拡大して観察することで、詳細に歯や歯周組織を観察することができます。
歯周病の治療は歯や歯根表面の歯石やプラークを除去することですが、歯周ポケット内は狭い上に暗く、そこにある歯石やプラークを綺麗に除去することが困難になります。また、綺麗にしているつもりが闇雲に歯石とりをしていると正常な組織も傷つける可能性もあります。
少し話はそれますが、お札の印刷の一部に「NIPPONGINKO」の文字が線に混ざって印刷されているのを知っていますか。頑張れば肉眼で見えるかもしれませんが、線と見分けるのは難しいですよね。これらは平面ですが、立体的な歯周ポケット内にあったら見えますか?
マイクロスコープは、肉眼では難しい治療を可能にしてくれる道具です。歯周病になったら抜歯ではなく、適切に治療すると残せる歯もたくさんあるので、ぜひご相談ください。
歯周病を予防する為に
動物病院で口の中をみてもらっていますか?口の中をよく見れば、乳歯が残っていたり、歯の本数が少なかったり、歯並びが悪かったり、歯肉が腫れていたり、病気のサインに気がつきます。
口のトラブルはかなり進行しないと、食べないという症状にならないことも多く、食欲があるなしで判断すると病気と思われないことが多いです。口の病気は気をつければ予防できることもありますが、その適切な時期を逃してしまうと、抜歯しか治療の選択肢が残らなくなります。
さらに体力的に麻酔がかけられず抜歯もできない状態が続くとさらに口の中の環境は悪くなる一方です。フィラリア予防やワクチン接種など、歯科の治療以外の理由で動物病院を受診したときにも、口の中を診察してもらいましょう。
当院の特徴
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01
海外の学術を基にした信頼できる診療
洋書や海外の歯科専門医の情報を元に適切な治療を提案します。
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02
歯科研究会所属
比較歯科学研究会
日本小動物歯科研究会(レベル1~4)終了 -
03
歯科レントゲン
歯科治療をする際に、歯や歯周組織の評価のためにレントゲン撮影をします。
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04
歯科ユニット
歯石取りや抜歯の際に使用します。
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05
マイクロスコープ
肉眼では見えない病変や治療で必要となりますが、基本的には全ての歯科処置に用います。
歯科診療のご予約・お問合せはこちら
- ・口が臭う
- ・歯肉が赤い
- ・歯石がついている
- ・生まれた時から歯がない
- ・歯がぐらぐらする
- ・永久歯が抜けた
- ・よだれが多い
- ・くしゃみが出る
- ・鼻水が出る
- ・フードを食べようとするが食べない
早めに対処をすれば、ひどくなる前に治ることもあります。
まずは、症状に合った診療別のページをご覧ください。
診療内容
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歯周病
歯肉が赤い、歯石がついているなどの場合に疑われます。
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猫の口内炎
口の痛み、フードの食べこぼし、フードを食べないなどの場合に疑われます。
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歯の破折
片方の歯でのみ物を噛む、フードの食べこぼし、硬い物を食べないなどの場合に疑われます。
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歯石取り
歯周病の原因となるプラークが付着する歯石は、定期的な動物病院でのクリーニングが必要となります。
当院へのアクセス
- あかつき動物病院
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〒140-0011
東京都品川区東大井3-16-2 グレースビル1階
TEL:03-6404-6049
FAX:03-6404-6059 - 交通案内
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大井町駅徒歩11分、鮫洲駅徒歩5分、
立会川駅徒歩5分
第一京浜沿い 郵便局向い - 診療時間
- 9:00~12:00/16:00~19:00(水曜休診)